(つづき)
トランスフォーメーションゲームに参加して、意気消沈からの、痛み。
そこからの気付きのお話の続きを。
息子の病気で気づくことは、以前にも。
入院中に、はぁーと思いながら、何飲もうかなぁとあれこれ悩んで、お気に入ったオーダーをして椅子に座って。
ん?なんだこのまったりモード………。
息子が入院してたらね、ゆっくりカフェにいても、誰も怒らないっていう、確信的なものがあった。
何もなくてもカフェぐらい行きなさいよー!誰も怒らないし!ってね。
そして今回。
『必要とされること』に、息子の病気にまさかの『居場所』を感じているとは。
かなり重度の先天性の心臓疾患なので、それはそれは色んなこともありました。
でもね、手術はナゼか順調に進み、小学校までに目的のところまでは終わったのです。今や息子は、なかなか参加できないまでも中学二年のバスケ部で。
もう、いいんだよ。
家族のそこまでの意識まで離して、あなたはどんなデカイことをどんな規模でやろうとしてるの?
そう思うかもしれません。
でもね、何にも変わらないよ、一緒に暮らしてるし、ご飯も作るし、なんなら毎日家にもいるし、お出掛けもするし。
それはね、私の『毎日の思考』のパターンや、『毎日の行動』のパターンの話なのです。
その私のパターンには、『家族に嫌われたくない』という不思議な想いがありすぎる。
一番安心してもいい『家族』なのに。
それは、きっと幼い頃にあった、私は家族にとって必要とされてないんだなっていう気持ち。
だから、今の家族に好かれているかが、気になる。
嫌われたくない。
そして、『毎日一緒にいる家族』だから、そのパターンって、どんなに小さくても毎日イチイチ出てくるし、毎日ちょこちょこ言葉に出てややこしい。
そうか。
そうぼんやりしながらも、ゲームは進み、最後のアガリ的なとこには行かなかったけど、それはもう、まあ、よくて、そうか、みたいな言葉ばかりで、みんなとハグをしてわかれました。
ぼんやりのまま、家事を済まし、夕飯を済ませて、お風呂に。
友達の作ってくれた、バスソルトのサトルアロマの香りに包まれながら。
すると、やってきた。
小さい兄ちゃんが。
私はもう、その姿を感じただけで涙が出た。
ここから、まだもうちょっと不思議な話。
自分の感じたものを疑わないで。そう言われたことに素直になれば、それは、その友達が言っていた、会えば必ず胸が開く、インナー。
てくてくと歩いてきて、私の手をとって
『兄ちゃんな、もう、大丈夫やで』って。
はずかしそうにね。
『そう、そうか、よかった、ほんとによかった。』
そう伝えると、にこーっと笑ってね、しばらくにこにこしていて、
私が『母さんも、もう大丈夫。』って言うと、笑ってね、バイバイをして、行ってしまった。
泣く、どころじゃなかった。
何がこわかったのか、何を握っていたのか、そんなことは、もう泣きすぎてわからない。
でも、あぁ、終わるな、って感覚があって。
とにかく、泣いて、胸が苦しくて、苦しくて。
そうしたら、まだいた。
今度は娘。
あぁぁ。 。゚Д゚
とにかく、この小さい娘が、私同様泣きまくっている。
どしたのーってね、抱きしめて、何度も抱きしめてね、ごめんね、ありがとうねって何度も言った。
それから数日、小さい頃泣きじゃくったあと、しゃくりあげるのがとならないほど泣いたあと、頭が痛くて、体がぼんやりしていた、そんな感覚が3日ほど続いて、私の今回のトランスフォーメーションゲームは、ようやく終わりをむかえました。
生活は、何も変わっていない。
でも、私の心は確かに『変容』した。
家族に対して嫌われたくないって、思わなくてもね、家族はみんなお互いをちゃんと愛してる。
そんなこと、わかっているつもりなのにね。
身近にありすぎて、当たり前すぎて気が付かないパターン。
でも、そんな小さな小さなものに、小さな小さな言葉や、気持ちがひっかかると、だんだんからまってくる。
さあ、うさこちゃんは、準備万端だよ!
私が最後にひいたカードは、名前のない天使のカード。
私が思うようになる名前のないカード。
さあ、みんなで行こう。
ああ、書くのもやっと終わった。
私のトランスフォーメーションゲームのお話でした。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
誰かのゲームへのきっかけや、気付きのきっかけになればと思います。
私をここまでリードしてくださった、ファシリテーターのAさんと、一緒にゲームをしてくれた仲間に感謝と愛を。
ありがとう✨
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