今日も暑い1日でした。
でも、農園には蛇口があって、水を使うことができます。
さてこのお水。
どこからきているのでしょうか。
上水道のように、地下に水道管が通っているのですが、周りにある溜め池からだけの水ではないのです。
このあたりには7000ほどの溜め池があるのですが、驚くことに、この気候では、農業用水としては溜め池の水だけでは全然足りないのだそうです。
では、それだけの水が、どこから供給されているのかというと。
こんなにも大規模な疎水事業の恩恵を受けています。
この3つのダムから、
このようにして、お水が運ばれています。
いくつかの主要な溜め池にも、つながっています。
一番端は、篠山市からです。
すごい事業ですよね。
戦後の食料不足から、このような大規模な疎水事業が行われたようですが、蛇口をひねるだびにどこから水がきてるんだろうか、農家のために、誰がそんなことまでしてくれるんやろうか、と思っておりました。
なので、数年前に、こどもたちと、夏休みの自由研究で、分水のところから、蛇口までの水の道を調べたんです。
東播用水の事務所や、水利の組合に行ったりして(笑)調べると、水の道は、確かに蛇口までつながっておりました。
感動です、
毎日毎日暑いなかで、蛇口をひねるたんびに、この水の道のことをおもいます。
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