孤独について(Why on Earth)

8月の19日 神戸の元町で行われた、映画「why on Earth」上映会に行きました。

日本での「アーシング」普及活動を努めるエハン・デラヴィさんのアイスランドでの素足の縦断記の映画です。

この上映会のお誘いを受けた時、私は「アーシング」「素足で歩く」ことにあまり胸は動かされませんでした。地に足をつける、三次元でしっかり生きて行動すること無く、フワフワと氣ばかりを学んでいてはいけないと、グラウディングすること、地球に根を張るように感じて生きていくことの大切さは、何度もどこでもでてくるような内容で、きっと頭で「知っている」ことという想いがあったのだと思います。知っていることこそ「わかっている」つもりになっていたのかもしれません。

農園という仕事ですから、自然の中で風を感じて大地を感じて、充分できていると思っていたのです。靴を脱いで農園を歩く方もたまにはいらっしゃるのですが、なんとなく「繋がる」ということはそういうことではないことの様にも感じていました。

自分の意識と繋がること、自分を映し出すものが目に見えること全て。そこから外のように見える内の自分へ繋がること。意識を見ること。

そうやって、外の全てと内を繋げ、ひとつとなること。

全ては自分の意識だという感覚。

大地への感謝。「ありがとう農法」のような感謝を向けた大地との繋がりも知りましたが、それも内との繋がりだと。

では、何に惹かれてこの上映会に行きたいと思ったのか。それは「孤独」でした。

このWyh on Earthの紹介動画を見た時、エハンさんは孤独について多く語られていました。

アーシングの映画でありながら、その動画のタイトルは「孤独とアイスランドの旅」

「誰ひとり、僕を邪魔しない」

「貴重な体験だからこそ味わうのです。味、音、匂い、感覚の全てを味わう」

「社会の一番の問題は、何だろうか?ともし僕が聞かれたら、誰もが『孤独』に価値を置かないことにあると答えるでしょうね。孤独は人間にとって、とてつもなく大事なことなのです。」

「自分ひとりでの時間を過ごせないということは、他人とだって関係を築けないんです。では、どうやって彼らが関係性を築いているかというと『見せかけ』なんです。ゲームにすぎない。しかし、ひとりで過ごすことの意義を尊重すれば、他人に対して『ひとりになる大切さ』を尊重できます。そうすれば他人の人生を侵略しようとしないだろうし、他人の心に対して土足で踏み入ろうとしないだろうし、相手の感情を掴み取ろうとはしません」

ひとりになる事が、このたびの中心軸だったと。

「孤独は自分の必要とするすべてを与えてくれる」と。

*この動画はwhy on Earthで検索すると出てきます。上映会案内とともに掲載されています。

このところ変化の大きかった私。じっくり細かく味わっていたかった。

その反面ずっと「伝えないといけない」という想い。

独りでいることは、楽なんです。関わらなければ何も起きない。書かなければ何も起らない。そして、間違わない。

でも、外と関わらないことで自分を見ることはできないと思っていて。

あぁ、楽な方にいってるな。自分を成長させたい、意識を上げたいと思いながら、反対へ向かってる。

そして、このエハンさんの言う「孤独の大切さ」を感じてみたいと思ったのです。



「ひとり」になる意味。

そして「素足で大地に立つ」意味。

現代において軽視されているこれらの意味を、再び考え直す時がきた。

Why on Earthアイスランド縦断記 書籍より


(つづく)


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