「不幸になるために学びをしてるんじゃない」そう思えてから
自分を「守るため」にしてきた、決めてきたことが、逆に自分を囲っていたこと
制限や壁を創っていたことが感じられるようになってきました
「とんでもなく全開になれば、すべてはうまくいく」(トーシャ・シルバー著)を読んでからは、自分が「委ねて」いたことは、囲った囲った世界の中の自分で固めたほんの一部をこっちにするか、あっちにするか、そんな委ねであったことを理解して
そんな壁や制限をとっぱらいたくなって
自分ができることなんてたかが知れてると思い知り
問題や課題が起こってきたときこそ、逆にその学びの流れのすぐそばにいるような感覚で、その流れに波動をあわせることを意識していました
その中で決まった息子との「呉行き」
二人の予定が合うのが春分の日の一日前しかなくて、そこから流れで宿泊もする予定になり、尾道で春分の日を迎えることになりました
到着したのは、11時40分頃。ランチには、込み合う少し前でとっても良いタイミング。待つこともなくお目当てのランチを頂いて、1か所目の目的地に向かうと、気分で決めようと言っていたクルーズの最終受付の20分前。予約は目の前の案内の方の無線でOKらしく、トイレや売店を見て向かうとぴったりの時間
クルーズを終えてから、1か所目へ
思う存分まったりと見学してから2か所目に向かうと入場締切時間の5分前で、そこから閉館まで見学には丁度ぴったりの時間!
そこから尾道へ
駐車場の斜め前には天然温泉の施設があって、お目当てにしていた尾道ラーメンのお店は締まっていたのだけれど、その代わりに「今日は臨時営業なんだよ」といわれた、もう、ここですよ、といわんばかりにアピールしてきたお店はいつもは溢れんばかりの常連客らしく、私たちが言った時はちょうど話題にことかかないくらいのお客様で、ほんとにお料理が美味しい魚の一品がそろっていて、しかも無添加のラーメンがたまらなく美味しかったお店「拉麺 またたび」さん。いろんな人の接点になっているようで、尾道を盛り上げていく若いエネルギーがあって、今度はフェスを誘致して、またたびさんがフードを全面的に企画されるらしい。言う事だけじゃなくて、お料理がその芯の強さを代弁するべく、雰囲気と軽さからは驚くほどのギャップを感じるほどの奥深い味で、家では味わえない、本格的なプロのお味でした
丼のソコが見えるほど味わってから天然温泉に入って、ゆっくりお宿へ
親子揃って沢木耕太郎の雰囲気に触れた経験ありで、家族旅行ではなかな味わえないドミトリー未体験ということで予約をしたけれど、重要文化財をリノベーションしたお宿で、家具のセンスもスタッフの対応も、お客さんの質も、とても良すぎるお宿でした
全然知らない場所の知らない家族の設定に紛れ込んだような錯覚を起こすくらいの雰囲気で、息子とは別々の時間を過ごし、妻であること、母親であること、家があること、そんな生活の凝り固まった条件のようなものが一切なくなっていくような感覚があって
そんな感覚が深くなっていくほどに、今がいつなのか、どこなのか、全部があやふやになっていくような不思議な感覚の素敵な夜でした
すぐ向こうには海外の方もいて、知らない方もそれぞれに時間を過ごしていて、スタッフの方は扉を行き来するたびに、「こんばんは」「おやすみなさい」と声をかけてくれる
たまに夢でみる、夢の世界での私の住んでいるのであろうと思われる場所の感覚を、現実に体験してしまっているような面白い感覚
朝はあまり急ぐこともせず、海の景色を楽しみながら、ホットサンドと美味しい珈琲を頂いて、春分の日を迎え、宿のすぐ隣のお寺「千光寺」さんへ
「千年先まで進むべき道を照らす寺」そう書かれた千光寺
千年先まで進むべき道を照らす。それを見て、そんな私の個を超えた領域へと繋がるような意識でこの旅を過ごそうと思いました。ただただ、流れを感じよう
本堂にお参りを済ませた途端にガラガラと売店の扉が開いて、とっても親切な方がご案内くださいました。どこまでいってもこのタイミングで次に繋がっていくこの旅
ここから一気にしまなみ海道を走るつもりが、なんだかひとつ向こうの向島の地道を走ってるようで、道を間違えたかなぁと思っていたところで、このヒッチハイクの二人に出会う
なんと岡山の高校2年生!一気に橋を渡っていたら出会わなかったこの2人がとにかく面白い2人で、一生懸命に、でもとても楽しみながら将来を、今を考えていて、なんと私ここでもまたのり口を間違えて、とっても無駄に走ったのだけれど、そのおかげでこの子たちとたくさんの話ができて、とっても楽しい時間とご縁でした
旅のこと、お金のこと、進路のこと、勉強のこと、素直なとっても楽しいが溢れてるような、何をやっても楽しそうなこの二人
自転車に乗って道後温泉に行くつもりが、雨が降ったんでヒッチハイクにするかな、と思ったそう。お宿は野宿か民泊で、「これは、誰かに迷惑かけないとなりたたない旅なんですよね!」と。これからが楽しみな2人と出会えたことは、息子にとっても大きな出会いだったと思います
ここからはあまり目的地もなかったので、大三島まで行って折り返し、帰路につきました
私は、もうきっと旅行会社に勤めても絶対うまくやれる自信があるほど、いつも完璧な工程と下調べ。ハワイへいった時は、もうその集大成といえるほどの速さと粘り強さでした。でも、それは、損をしたくないとか、絶対に見逃したくないとか、そういう意識もあるんだな、と思って今回は必死に調べるよりも、行きたいところは決めるけれど、固めようとはしないこと
最近、ナビで走っていても道を間違えて、行くべきところへ着くことが増えてきて、ヒッチハイクの道も間違えなければ絶対通らない道で、どこもかしこも時間はキッチリ狙ったかのような時間で、お宿もけっこうずっと空きがあったのに、予約したら最後のスペースだったようで
案内される駐車場の前には温泉があって、夜にはほとんど真っ暗な商店街に、臨時営業のとても美味しい楽しいお店があって
春分の日を迎える日には、一人になっていろんな制限がはずれていく感覚を味わえました
自分を損得や、何かから守るような感覚が、自分で調べまくって凝りかためてしまうことが逆に制限や壁を生み出していること
そんなことを思っていたこの旅行
ヒッチハイクの2人が息子に、もうやりたいこととか決まってんの?そう聞いた時
今までなら、農業をしたいけれど、大学でそれ以外の違う分野からの勉強もしたいと思ってる、そう言ってたのだけど
あんまりコレって狭く決めてしまわないほうがいいって言われて、今はあんまり決めないように色々見てみることにしてますって
あら、面白い!
そして岡山の少年は「最初は消防士、それから〇〇、それから〇〇・・・で、今は旅人になりたくて、旅に出るにはお金が必要で、お金の勉強しようと思って大学いこうかなって思ってて。」と
私「でもさ、このヒッチハイクが成功したら、旅にでるのにお金いらんてなってしまうんちゃうの?」
少年「うわーーーー!ほんまや、マジや、やばい!」
そこから、海外と日本との違いを語りだし、日本には無い海外のシステムの話をしてました。海外までちゃんと見えてるんやね、すばらしい
少し面白いことがおこりだした、ここ最近
私が魂の成長の学びに出会う前、一番最初に買った本が「マーフィーの法則」だったことを思い出しました
この意識がどこへと繋がっていくのか
まだまだスタート、はじまったばかり
農園のお客様も日に日に新しいお客様からのご連絡が増えてきて、宅配でもとご連絡もいただくようになりました
「今を生きる」という感覚
「繋がる」という感覚
特別な能力でもなんでもないこと
だからこそ誰でもが向かえる場所であること
握っているものを手放していくたびに見えてくる世界です
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